自分自身や周りの大切な人のうつ症状に気付くには

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キラキラ

うつ病チェック

うつ病かと思ったら

うつ病は、アメリカ精神医学会が定めた精神疾患の分類指針を用いて病院で診断されるれっきとした病気です。自分自身、または友人や家族といった周りの人がいつもと違う、うつ病の症状では、と思ったら病院での診断をする事が良いです。素人判断では、うつ病の診断は難しく、勝手に判断する事は危険です。うつ病の症状かどうかの判断というのは、簡単なチェック項目でも判断する事ができます。精神症状と身体症状の、2種類に分類する事の出来るうつ病の症状について、それぞれの項目があります。

精神面でのうつ

精神症状で良く挙げられるのが「抑うつ気分」です。「抑うつ気分」とは気分が落ち込む、やる気が起きない、といった気持ちとして出てくるものです。このような気持ちになる事はうつ病の人でなく、普通の人でも考えられるものです。さらに、いつもなら出来る仕事や勉強なのに、考える事が出来ない、頭が働かない、わけもなく涙が出てくるという事も症状のひとつに挙げられます。ただの落ち込みなのか、またはうつ病なのかといった判断は、それが一時的なものなのか、長期間続くのかといった事にもポイントがあります。長く続くようならうつ病の可能性が高いと言えます。

身体の変化

身体症状として表れるうつ病の症状は、「睡眠障害」が多いと言われています。ベッドに入ってもなかなか寝付けない、眠っていても夜中に何度も起きる事が続くようなら注意が必要です。また、過食や拒食、倦怠感といったものや原因不明の頭痛がある人もいます。身体症状は実に様々で、主に自立神経が関わる症状が多いです。

うつ病の9つの基本症状 抑うつ気分・興味や喜びの損失・食欲不振・睡眠障害

うつ病には主に9つの基本症状があります。 抑うつ気分 憂鬱で何もする気が起きない。悲しい気持ちが持続する。落ち込んでいる。未来に悲観的になる。などの気分が沈む症状が現れます。 周りの人にも気づかれやすい症状です。こうした症状は午前中にひどくなり、夕方にかけて改善する傾向にあります。一日のうちで気持ちが変わることを日内変動といいます。 興味や喜びの損失 これまで趣味としていたことに対しても全く関心がわかない。何をしても面白くない。人と話すのが好きだったのに人付き合いが煩わしく思うようになる。など関心や欲求が著しく低下します。女性では身なりに気を使わなくなったり、部屋が片付かないなどの症状で異常さに気が付きます。 まるで人が変わったような印象をうけます。 食欲の低下 一般的にうつ病になると食欲が低下し、体重が激減します。何を食べても美味しくない。何も食べたくないと、食への興味がなくなります。逆に食欲が増して、甘いものなど特定のものばかり食べたくなる症状もあります。 睡眠障害 うつ病では頻繁に不眠の症状が現れます。寝つきが悪くなるだけでなく、眠りが浅くなります。

精神運動機能の障害・気力の減退・罪責感・思考力の低下・自殺願望

精神運動機能の障害 体の動きが遅くなったり、口数が減り、声が小さくなります。又は、イライラして落ち着きがない状態になります。 気力の減退 何もしていなくてもひどく疲れを感じてしまったり、体が重たく感じる倦怠感が現れます。ひどくなると洋服を着るのすら疲れます。 強い罪責感 特に理由もなく自分を責めたり、些細なことで悩んだりします。 思考力・集中力の低下 注意力散漫になり、家事が仕事が効率よく出来なくなります。 決断力が下がるため、あれこれ悩んだ挙句に何も決められないといった状況になります。悲観的な決断をしやすいので注意が必要です。 自殺願望 うつ病でもっとも気を付けないといけない症状です。 気分が落ち込み、自分が無価値な人間だと思い込み、死んでしまったほうがましだと考えるようになります。 自殺願望が非常に強い場合は速やかに専門医の治療が必要です。